2013年3月11日月曜日

九谷青窯さんの器


どんな器が好きかといわれると、「料理が美味しそうに見える器が好き」、
と料理を仕事とする私は思うわけです。

作家さんの器、骨董もの、スーパーに並んでいる器などなど、
いろんなものを買っていますが、今日はちょっと窯元のはなしです。


器には陶器と磁器の2種類があって(私もあまり詳しくないので簡単に…)、
陶器は土もので、磁器は陶石といった石を砕いて作ります。

私が持っている器を見てみると、約6割が陶器で、約4割が磁器でした。
陶器の方がほっこりとして素朴な風合いが強いからかもしれません。

でもこれから春を迎え、暖かくなるにつれて、
食卓も涼しげに彩りたい季節もやってきます。


そんな時にはやはり「染付け」などの、磁器もよいものです。
(磁器の表面はガラスのように滑らかなので細かい絵付けがしやすいそうです!!)
「染付け」は清涼感もあり、絵柄や器の形によってはとても家庭的でもあります。

私が「染付け」などの器でいいなと思うのは「九谷青窯」さんの器。
美術品ではなく、家庭で使うものを、料理を生かすために作る、という考えで、
若い陶芸家の方たちがそれぞれの個性を活かして10名程度で作陶をされているそうです。
(上の写真はすべてその「九谷青窯」さんで作られたものです)

値段もさほど高くなく、普段使いとして購入できるくらいというのもうれしいところ。
「九谷青窯」さんはご自身のブランドをとても控えめに扱っていらっしゃるので、
器屋さんで購入してもカードなどもないですし、
おそらくですが、サイトもお持ちではないようです。
興味のある方はぜひ一度「九谷青窯(くたにせいよう)」で検索してみてくださいね!

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